【2021.131(日)】
この日はあまりいい天気とは言えず、青森方面に向かう道中も時々雪が吹雪いていた。
登山口へ到着した時も海からの風が強く、雪も降っていて寒かった。
登山口から急登を上り、展望所へ向かう。
展望所から高森山方面へ入っていくと、風と雪が収まってきて、そこからは順調に進んだ。
案内票が多く、あと何キロの表示を励みに進む。
奥に進むにつれ雪質も柔らかくなり、足首くらいまでの積雪となった。
風は強くなったり弱くなったりを繰り返し、雪も固いところがあったり、
吹き溜まりができて波打っていたりと、変化に富んでいた。
山頂は風が強く急いで写真を撮って下山。
高森山周辺はブナが多く、山頂手前には“踊りブナ”などの名前の付いたブナもあった。
夏は気持ちのいい散策路だと思う。
柔らかい雪と凍った雪が混ざり、急登を下山する時が特に歩きにくかった。
風が強い場所は足跡が消えかけていた。帰りは同じ道をたどり、
下山時に展望所へ来たときは少し晴れ間が見えた。
風が寒く、思いがけず耐寒訓練の山行となった。
たとえ低山でも冬は気持ちを引き締めねばと勉強になった山行であった。