岩木山赤倉コースクリーンハイク
日時 平成29年6月7日(水)
新緑のブナ林を眺めながら、初の赤倉コースをクリーンハイク。登山者のマナーがよいのか登山道にはほとんどゴミらしき物が見当たらない。お供えのお酒と賽銭を下山しながら集める事にし、行ける所まで行く事にする。
ずっと来たかったコースだったので、目的はクリーンハイクではあるが、赤倉のブナの美しさを堪能しながら登る。白神のブナ林とはまた一味違った赤倉のコースをすっかり気に入ってしまった。雪が溶けたらまず山頂を目指そう!楽しみがまた増えた。先頭を行く清野さんは、登山道の倒木を処理しながら進む。疲れる作業にも関わらず、涼しい顔でグングン登ること1時間余り。
叔母石を過ぎたあたりに絶景ポイントがあると言うので清野さんについて行く。岩場によじ登り下界を眺めると北海道と下北半島が霞んで見えた。これはこれは・・まさに絶景。『忙しい』は『心を亡くす』と言うけれど、最近の私は分刻みで仕事をしていたので、充電されていくような心地良さを感じた。
目的地の鬼の土俵で昼食をとり、いよいよ作業開始。まず、お地蔵様に許可?をもらい御神酒を空にし瓶を袋に詰める。よくこれだけの量が集まったものだ。お供えしたい気持ちは分かるが、その後の事も考えてほしい。すえたお酒の臭いに酔いそうになるも、黙々と作業をする皆さん。約30分でゴミ袋5、6個にはなっただろうか。
皆で分散して下山。同じ作業を繰り返しながら下山し、お地蔵様の周りをキレイにしていく。最期にお賽銭を入れた袋をそっと登山道入口に納め任務完了。こういう裏方仕事をしてくれる人がいるから、気持ち良く登山が楽しめていたんだと改めて思う。山にゴミを置いて行ける人は『何ちゃって登山者』だ。そういう人には登ってほしくないと思うのは私のエゴだろうか?